帰国するとき。トントゥータ国際空港での過ごし方
ニューカレドニアの出入りする玄関口は、首都ヌメアから約50キロ離れたトントゥータ国際空港になるここは、ほぼ間違いない。ヌメア市街近くにも空港はあるが、ここは国内便用。
出国するとき、旅行業者の送迎バスは余裕をもってここに到着するから3時間ぐらいここでお茶を濁していることになってしまう。いったいこの時間に何をすべきか?
1.出国カードを書く
ニューカレドニアでは入国するときに飛行機内で書く入国カードと似たようなカードに必要事項を記入して出国審査を受けなければならない。入国カードは赤色のカード。出国カードは青色。このカードを旅行業者は送迎バスに乗る前に配り「バスの中で書いてくださいね」と言う。しかしバスは揺れるし暗いし、カードの文字は小さくて見難いからイライラする。実際はバスの中で慌てて書かなくていい。空港に着いてから書く時間は十分酢過ぎるぐらいあるからだ。
2.チェックインを済ませる
関西空港行きが出発する深夜は、もはやこの便ぐらいしか取り扱いが無い。だからカウンターは端から端まで全部関西空港行き取り扱い窓口になっていた。それでガラガラ状態。待ち時間ゼロでチェックインできた。
3.お土産を買う
トントゥータ空港はリニューアルされてキレイに大きくなったようだが、それにしてもまだ小さな空港。乗客もそう多くない。空港内には立派な免税店がひとつあるので、迷わずというか迷えずにここで買い物することになろう。なぜなら他に時間をつぶすことが無い。カフェで軽食も取れるが、飛行機に乗ると早速軽食が出てくるから軽食に屋上屋を重ねることになってしまうからやめた方がいい。旅行中の食事で体重が増えたのに、また増やすことになる。できるだけこの免税品店で油を売って長くここで暇つぶしするといい。なぜなら出国カウンターはまだオープンしていないからだ。
4.水を飲んで、また飲んでから出国手続きする
出国手続きは遅めにした方がいい。待合ロビーに入ってしまっても、外に居てもカフェと免税品店があるのはどちらも同じで、しかも店も同じ店舗が入っているから変わり映えしない。
問題は出国手続してから喉が渇いたら、高っかいミネラルウォーターを買わざると得ない。カフェで水が買えるが、500ミリリットルで350円ほどした。
他に水が飲めそうなところはトイレしか無いからだ。だから出国手続きするまでに外で、持ってきた水を飲み、もう飛行機に乗るまで水はいらない、となってからゆっくり待合ロビーに行ったらいい。
ニューカレドニア ヌメア近くの不動産値段
旅行からは逸脱するが、ニューカレドニアのヌメア近郊では、いくらあれば家が買えるのか!? ヌメア近郊、リゾートホテルが立ち並ぶ一角でみつけた不動産屋の店先広告からその様子が分かる。
写真からは割とオーソドックスな雰囲気の85平米の広さだというコンドニミアム、日本風に言えばマンションタイプの部屋の値段は3180cfp(4千万円弱)。
これは新築ではないだろうから、日本相場で考えると高いかもしれない。リゾート地にあるコンドミニアムだから値段はつり上がるだろう。しかしちょっと高いかも。
こちらは戸建ての、しかも平屋ときている。値段は2850cfpだから3500万円というところか。土地やら庭の広さがよく分からんが。
こういう造りを何と言うのか?プロバンス風しか思い浮かばないが、フランス風なのだからもしかしたらプロバンス風で当たっているのかもしれない。だいぶ値段高いな!
インテリアはフランス映画に出てくるような座るような寝転ぶような居心地良さそうなソファーが見える。
まあ買うことは無いが・・・。
ヌメア公衆トイレ事情
旅行先でのトイレは、特に女性にとっては非常に気になるものらしい。かつて経験した東南アジアでのあるトイレが、たいへん“おぞましい”ものだったので妻は今回もかなりナーバスになっていた。ガイドブックにはニューカレドニアではあまり公衆トイレが無いだとか、有料になる、などと記述されているのを見たからだ。
ところが、実際はそう心配することは無かった。
まずヌメア周辺でのトイレの有るところは・・・
① ホテル
ホテルにトイレだけ拝借するのは気が引けるかもしれないが、今回の経験ではそう気にしなくても良かった。ホテル前にあるショッピングモールで買い物をしたついでに「トイレはどこですか?」と聞いてみたら「ホテルのトイレを使っても全然大丈夫ですよ」と教えてもらい、実際そうだった。
② ショッピングモール
ショッピングモールにもトイレはある。下の写真はたまたま男子トイレに誰も居なかったから中を写してみたものだが、たいへん衛生的。女子トイレも妻が言うにはそうだったらしい。
この写真のトイレはたまたま無料だったが、場所によっては有料のところもある。その場合100chf(120円ぐらい)の利用料になるらしくてオシッコ一回のコストとしてはかなりのものになる。背に腹を変えられない非常時はそうするにしても、もし他を探す余裕があるなら無料の場所を探した方がいい。
① 道端のトイレ
ビーチや道路の近くに下の写真の公衆トイレがたくさんある。
日本でも工事現場の仮設トイレでこんなものを見かける。入ってみると目にしみるほどの香り高いトイレを想像させるが、いっぺん妻が非常時一歩手前で、万難を排してここに入ったのだが、予想に反してまったく臭わず、汚れてもいなくて、簡易水洗の快適なトイレであったようだ。ヌメアのTシャツショップ「ポピーズ」のフランス人店主に「ヌメアのトイレはキレイだねぇ」と言ったら「たまたまだったんじゃないか」と言っていたから、中にはおぞましいのもあるのかもしれない。