ニューカレドニア旅行のベストシーズンは6月下旬!?
下の手書きの図は、ヌメアにあるTシャツショップ「ポピーズ」のオーナーのギー ラガルド氏がわざわざ私のために紙に色鉛筆で描いてくれた、ニューカレドニアの気候を表す図。
日本ではあまり見かけない書式だが、見方が分かると日本のガイドブックに載っている月別気温降水量グラフよりピン!とくる。
この図は横軸に雨量、縦軸に気温をとって、各月の雨量と気温の関係がどうなっているかを示している。
たとえば2月は一番右上にあるから、気温が高く降水量も多い。つまり2月は真夏に雨がたくさん降る時期で、実際にこの月にニューカレドニアは台風シーズンになるようだ。図の右上にある渦巻きは台風を表している。1,2,3月は真夏で暑くて台風も来るぞ、という意味だ。
反対に9月や8月は図の左下にあるから晴が多くて涼しい、つまり避暑気分が味わえるよい季節だということ。ラガルド氏はコテコテのフランス人であるにもかかわらず、立派な漢字でそれを書いた。
おしなべて言うと、10月から3月までは夏になるから暑い。しかも年明け3ヶ月は雨がよく降る。なるべくなら5月後半あたりから10月までの間に来た方が良さそうだ、ということが示唆されている。
一方、ポピーズのラガルド氏からの上記情報とは別に、現地に事務所があるツアー会社にの「サウスパシフィックツアー」の方から聞き出した話しでは、8月は日本の夏休みがあるから航空券もホテルもお値段が上がるという。特にホテル宿泊料は定価が有って無いようなもので、予約の入れ方、どの季節を選ぶかによってマチマチだと言う。「それではいつが安いの?」とたたみかけて聞いてみたら、それは6月ではないか、という回答だった。
6月と言えばラガルド氏の解説ではニューカレドニア旅行の避暑気分になれる月に入っている。しかしなぜか6月は雨量がけっこう多いようであるから、それより晴天が望まれる5月か7月、旅費ミニマム期間と合わせてコストパフォーマンスのいい時期を狙えるのかもしれない。
次回、またニューカレドニアに来る機会があったら今度は6月下旬をターゲットにしたい。
2年後にはぜひそうしようと思う。現地通貨に連動するユーロが安くなるよう、円高歓迎だ。