ヌメア公衆トイレ事情
旅行先でのトイレは、特に女性にとっては非常に気になるものらしい。かつて経験した東南アジアでのあるトイレが、たいへん“おぞましい”ものだったので妻は今回もかなりナーバスになっていた。ガイドブックにはニューカレドニアではあまり公衆トイレが無いだとか、有料になる、などと記述されているのを見たからだ。
ところが、実際はそう心配することは無かった。
まずヌメア周辺でのトイレの有るところは・・・
① ホテル
ホテルにトイレだけ拝借するのは気が引けるかもしれないが、今回の経験ではそう気にしなくても良かった。ホテル前にあるショッピングモールで買い物をしたついでに「トイレはどこですか?」と聞いてみたら「ホテルのトイレを使っても全然大丈夫ですよ」と教えてもらい、実際そうだった。
② ショッピングモール
ショッピングモールにもトイレはある。下の写真はたまたま男子トイレに誰も居なかったから中を写してみたものだが、たいへん衛生的。女子トイレも妻が言うにはそうだったらしい。
この写真のトイレはたまたま無料だったが、場所によっては有料のところもある。その場合100chf(120円ぐらい)の利用料になるらしくてオシッコ一回のコストとしてはかなりのものになる。背に腹を変えられない非常時はそうするにしても、もし他を探す余裕があるなら無料の場所を探した方がいい。
① 道端のトイレ
ビーチや道路の近くに下の写真の公衆トイレがたくさんある。
日本でも工事現場の仮設トイレでこんなものを見かける。入ってみると目にしみるほどの香り高いトイレを想像させるが、いっぺん妻が非常時一歩手前で、万難を排してここに入ったのだが、予想に反してまったく臭わず、汚れてもいなくて、簡易水洗の快適なトイレであったようだ。ヌメアのTシャツショップ「ポピーズ」のフランス人店主に「ヌメアのトイレはキレイだねぇ」と言ったら「たまたまだったんじゃないか」と言っていたから、中にはおぞましいのもあるのかもしれない。