ヌメア市街はコロニアルな雰囲気を味わえる
ニューカレドニアの、旅行者御用達ホテルはヌメア市街から車で15分ほどの海岸沿いリゾート地帯にある。ここは欧風ムードの居心地の良さがあるが、エキゾチックさはほどほどだ。どこどなく都会っぽくて日本の風景にもどこか似ている。それに対してヌメア市内はもっと南国の異国ムードが漂っている。ニューカレドニアは今でもフランス領の“植民地”で、元はここの地の原住民のメラネシア人の暮らすところ。そういう異文化ミックス、しかもキューバやラテンアメリカを彷彿とさせるような気分になれる。
ヌメアには背の高い建物が少ない。だからやたら空が広くて青い。
写真に写る建物は雑貨屋みたいな、中に入ると日本のコンビニに近いような雰囲気だが店内は外が明るすぎる分暗い。
街の真ん中にココティエ広場という名の、目立つ公園があるから、遠くからは見えないけどここがランドマークのように目印になる。街はそんなに広くないから迷うなんてことはよほど方向音痴の人だけに起きる現象。だけどそんなときもココティエ広場がどこか聞いたらいい。どうやってフランス語で聞くか? 「ココティエ?」でいいんじゃないか?
道を歩いているとこんなスゴイ木に出会う。きっと「出会った」と思ったりするのは日本人観光客だけで現地の人は見向きもしない。お賽銭あげてきたらいいだろう。
ヌメアのTシャツ屋さん「ポピーズ」で美味しいパン屋さんを教わって、クロワッサンを買った。それを食べた公園が下の写真の左側の森の中。あんまり人が歩いていないし、ベンチはあるし、道路の向かい側は警察署だから安全そうだし、ここで昼メシにした。