ニューカレドニアのホテル街 アンスバタ唯一の水上レストラン ル・ルーフ
「是非ル・ルーフで食事しよう!」ということになった。
ル・ルーフはガイドブックにも載っている有名レストランであり、アンスバタのビーチから突き出した目立つ存在でもあり、イルカが見られるかも!というプレミアムでなかなかの人気らしい。
ル・ルーフは夜にこのようにライトアップと魚を集めるための照明で海中から浮き上がって見える。写真ではなかなかそこまで写せないのが残念。
ここで食事をする場合、海に面したテラス席を予約するのが望ましい。しかし望ましいからと言って、いったいどうやって予約するの?まさかフランス語で電話するの?英語でも大丈夫?もしかしたら日本語でもイケる?さまざまな疑問が湧くが、オーソドックスには泊まっているホテルのフロントから予約電話を入れてもらうのがいいらしい。
それでも日本語でなんとか・・・という向きには、ラ・プロムナードホテルかメリディアンホテルにある「サウスパシフィックツアー」の事務所に行き、予約をお願いしたらいい。私はこれで予約を入れて、ついでに「海に面したテラス席を!」とリクエストしてもらった。ただしリクエスト通りにいくかどうかはル・ルーフが決めること、だと言うことだった。が、首尾よくテラス席に案内された。
予約を入れるタイミングは、午後3時以降でないとダメだという。なぜなら3時頃までル・ルーフは閉店中で誰も出勤しておらず、予約できない。多分ホテルで予約する場合には、その場で電話してもらう必要があるだろうから、午後3時過ぎにフロントに行き、予約のリクエストをしてはどうか。サウスパシフィックツアーの担当者は日本人だから「予約お願いしますね」を午前中に伝えてもしっかりやってくれる期待ができそう。
これがル・ルーフの入り口前に掲示してあるメニュー。
ちゃんと右側に日本語で書いてあるから、フランス語が分からないからといって、値段を頼りに料理選びをしなくても済む。
ここが予約してあったテラス席から海を眺めたところ。遠くに見えるホテルはメリディアンホテル。
真下の海中には魚がたくさん寄ってくる。エサを撒いているからだ。ときどきその魚を狙ってイルカも来るらしいが、この日は来なかった。代わりにうみへびがやってきた。ここのうみへびは一説によると毒はあるけど、おちょぼ口であまり噛みつけないらしい。でも一応毒はある。
私はメインディッシュに生牡蠣を選んだ。
妻はエビ料理。ここのエビは「天使のエビ」という名前の独特なエビだと言う。甘エビを大きくしたような印象だった。
私のもう一品は、マヒマヒの料理。マヒマヒはここの特産だと言うので、カナール島へ行くときにボートを操縦するスタッフに聞いてみたら「ドルフィンフィッシュのことだ」と聞き取れた。ドルフィンフィッシュでも何だか分からないから、結局ネットでググって「シイラ」のことだと分かった。プリプリの食感だ。
これらのディッシュにビールとスパークリングウォーターをつけて、全部で15000cfp、約18000円した。